ほかの投資同様FXでも絶対に儲かる方法はありません。FXを続けていくために重要なのは、許容可能な損失の段階で決済することです。これを損切りと言います。損切りができないと、場合によっては雪だるま式に損失が膨らむことがあるので基本的なことは理解しておきましょう。

損切りとは

レートの変動次第で、自分が思っている方向と真逆のトレンドに陥ることもあり得ます。するとどんどん損失が膨らむことになりかねません。そこで自分が許容できるラインにマイナスが差し掛かったところで決済すれば、損失をある程度の範囲で抑制できます。このように早めに決済して、さらなる損失を防ぐ方法を損切りと言います。

損切りのタイミングを決めよう

では損切りをいつ行うかですが、これは投資家によってまちまちです。買い注文を出したときよりも何銭もしくは何パーセント下がったときとしている人がいます。一方で損失額が一定金額に達したラインで決済するというスタイルの方もいます。いずれにせよ、自分の中で基準を作りましょう。その基準に達したら、自動的に損切りをするのが一種の防衛策になります。

損切りがなぜ必要か?

トレーダーの間で「FXの中で損切りが何よりも重要」と言われています。「見切り千両、損切り万両」という格言もあるほどです。これは損失がまだ大きく出ていない段階で見切りをつけるのは千両の価値があるということです。さらに損切りすれば万両つまり見切りの10倍の価値があるという意味になります。これらの言葉を見ても、いかに損切りが重要かお分かりでしょう。

投資家の中にはFXで大穴を開けてしまう人も少なからずいます。理由として大きいのが損切りできなかったからです。損切りするということは、自分の負けを認めることになります。それがなかなかできないという人も多いようです。しかしズルズル判断を先延ばしにしてしまうと、損失がさらに膨らんでいくことも少なくありません。一定のところで見切りをつけて、スパッと損失を確定させてしまったほうがいい場合もあるわけです。

ロスカットのある点に注意

FX会社ではお客さんに多大な損失を計上させないためにロスカットというシステムを導入しています。業者の決めた基準以上のマイナスが出ると、業者の方で強制的に決済してしまう機能です。つまり自分で判断を先延ばしにしても強制的に決済されるわけです。ロスカットを避けるためにはそれよりも前に損切りをすべきです。

まとめ

FXを運用するにあたって、いかに儲けるかに主眼を置く人も少なくありません。しかし長く運用を続けたければ、いかに負けないかという方に着目すべきです。そのためには損切りをすることが大事です。受け入れられる範囲の損失で止めることによって、次のトレードに進めます。損切りをしないで損失が自分では扱えないほどのレベルに達すると、FXマーケットからも手を引かないといけないでしょう。長くFXをしたければ、損切りのルールを自分の中で作ってください。