様々なメディアでFXに関する特集が掲載されています。そこで将来のためにFXをこれから始めようと思っていませんか?ただFXを始めるにあたって注意店もいくつかあります。ここではFX初心者が押さえておくべき3つの注意点について解説します。

1.まずは覚えるところから

FXは実際にやってみるとかなり複雑です。また専門の用語もあって、最初のうちは覚えることがたくさんあります。初心者がいきなりあれもこれも手を出そうとすると、結局よくわからなくなって、的確なトレードができません。欲張るのではなく自分のできる範囲でトレードしましょう。

・注文方法もいろいろ

例えば注文方法一つとってもいろいろな方式があります。成行注文、指値注文、逆指値注文、このほかにもいろいろな方法があります。このほかにもトレードにあたっての法則もいくつかあります。ただ最初のうちは成行注文というその時点のレートで売買する方法から始めるべきです。慣れてきたら、徐々に取り扱い範囲を広げましょう。

2.最低取引通貨単位に注意

FXを始めるにあたって、いくらからでもトレードできると思っていませんか?実は一定金額以上出さないとトレードできない決まりになっています。それが最低取引通貨単位です。もしこの単位が大きいと、それなりにまとまったお金を用意しなければなりません。この裁定取引通貨単位はFX業者によって異なります。少ない資金で気軽に運用したければ、この単位の少ないところに口座開設したほうがいいです。

・1円の動きでも違いが

最低取引通貨単位が違ってくると、トレードによる利益や損失額も変わってきます。例えば1万通貨取引と1000通貨取引の最低条件を設けているFX業者があったとします。これで1円レートが変動すると1000通貨取引なら1000円の損益です。これが1万通貨になると1万円の損益が出ます。たった1円の値動きでもこのように損益に差が生じます。

3.身の丈に合ったトレードを

FX初心者で失敗するパターンとして、最初からまとまったお金を投入するケースが見受けられます。いきなり大儲けしたいと思っているのでしょうが、最初のうちは思うように利益は出せないでしょう。トレードに関する知識が不十分だからです。最初のうちはあまり無理せず、トレードの勉強をするくらいの感覚でスタートするのがおすすめです。

・レバレッジも高倍率にしない

FXの特徴として、手持ちの何倍もの金額で取引できるレバレッジがあります。しかし初心者は高倍率のレバレッジを行うべきではないです。高倍率の場合、取引に失敗すると一発で大きな損益を出してしまうからです。できれば1倍、手持ち資金そのままの取引がおすすめです。

4.まとめ

FXは利益を出して資産を増やせる可能性もありますが、一方でその逆も考えられます。リスクマネジメントを意識しながら、慎重にトレードを始めたほうがいいでしょう。